解説

このプログラムは、80×108 のトーラス状に並んだ 0 から 7 までの状態を取るマス目と周囲 8 方向へ進行できるアリからなります。
各アリは、$\{0, 1, \dots, 7\}$ から $\{ 0, 1, \dots, 7 \}$ への関数 $\sigma, \delta$ を二つを保持しており、以下のような規則で移動します:
  1. 自身の乗っているマス目の状態 $s$ を $\sigma(s)$ に書き換える
  2. $\delta(s) \times 45^\circ$ だけ時計回りに回転する
  3. 前へ一マス進む
ただし、0 の方向が北、1 の方向が北東、……、7 の方向が北西、となっています。
アリの関数のペア $\sigma, \delta$ は 0 から 7 までの数字の列 $\sigma(0) \cdots \sigma(7) \delta(0) \cdots \delta(7)$ によって表現されています。

オリジナルのラングトンのアリは、 という規則で移動します。
白いマスが 0 で黒いマスが 1 であるとすると、オリジナルのラングトンのアリは $10\star\star\star\star\star\star26\star\star\star\star\star\star$ で表現されます。